普段何気なく座っている治療用チェア(歯科ユニット)は色々な所から水が出ています。
ところが、この治療用チェアから出てくる水は水道水をそのまま使っていて、水質汚染の危険性があり、大きな社会問題になっています!
さらに水質汚染だけでなく、もう1つ問題があります。
汚れた水はパイプの内面にネバネバした膜(バイオフィルム)を作ってしまいます。
ネバネバした膜は台所の排水溝周囲のネバネバの汚れとほとんど同じものと言われています。
パール歯科では患者様に安心して治療を受けていただくため、残留塩素補正装置による「連続除菌治療システム」を導入しており、器具などの滅菌・消毒は元よりユニットなどの歯科治療に関わる全ての水に殺菌水(次亜塩素酸水)を導入しております。さらにパイプはフッ素コーティングした特殊なメディカルクリーンパイプに変更しています。
水質検査の結果、蛇口からの細菌数『0』であることからPOIC研究会が定める施設基準に合格し「歯科治療水安全施設」に認定されました。
次亜塩素酸水は不純物のない水と塩とを電気分解して作られる殺菌水で、人間の体内で作られる白血球の殺菌成分にとても似た殺菌作用を持っています。
虫歯予防、歯周病予防はもちろんのこと口臭、口内炎予防、誤嚥性肺炎の防止、風邪の予防に効果的とされています。
食品添加物法の定めにより上限が80ppmと決められておりますが、当院で扱っている次亜塩素酸水は20ppmとその基準にも合致しております。
また、食品分析センターにおける安全性試験においてもその安全性は認められております。