ビタミンCは、経口摂取しても吸収率には限度があります。 直接静脈内へ高濃度のビタミンCを注入することで、急激に血中濃度を上昇させ、全身にビタミンCの効果を行き渡らせることができます。 当院のビタミンC点滴は、10,000mg(レモン約500個分)の高濃度のビタミンCを30分で点滴注射します。 美容外科領域では、お肌のコラーゲン生成、美白効果、乾燥肌の改善、風邪予防や疲労回復などにも使用されています。
ビタミンCと歯科治療 ビタミンCには、コラーゲン生成促進、メラニン生成抑制、抗酸化作用などの美肌・美白効果が知られています。 この効果にプラスして、歯科治療との併用により歯周病の予防・改善、ドライマウス・味覚障害の改善、術後の回復促進、免疫力UPなどが期待できます。
シンデレラ点滴には、高濃度ビタミンCに加えて、グルタチオン・αリポ酸が含まれています。 αリポ酸には、活性酵素の抑制による強力な抗酸化作用と摂取したブドウ糖をエネルギーへ変換する際の効率をあげるダイエット効果があります。 グルタチオンも強い抗酸化作用を有しており、過酸化水素水や過酸化脂質を無毒化して、身体の錆つきを防ぎ、口腔内に留まらず全身的な老化を防ぎます。さらに、シミのもととなるメラニンの生成を抑制、今あるメラニンを黒くさせない作用なども報告されています。
ボツリヌストキシンから抽出されるタンパク質を、咬筋に注入することで緊張をほぐす治療です。 その結果、咬筋肥大による下記の原因を改善する事ができます。また、顎関節症の治療にも使用されています。 歯ぎしり 食いしばり 顎の痛み 顎関節症 歯やマウスピースが割れる 頭痛 肩こり 首こり
ボトックス注射の効果 ● 筋肉のリラックス 歯ぎしりは主に咬筋(噛むための筋肉)の過活動によって引き起こされます。ボトックスを咬筋に注射することで、筋肉の収縮が抑制され、リラックス状態になります。これにより、歯ぎしりや食いしばりの頻度と強さが減少します。 ● 痛みの軽減 過度な筋肉の緊張は、顎関節や周囲の筋肉に痛みを引き起こすことがあります。ボトックス治療によって筋肉がリラックスすることで、これらの痛みが軽減されることが期待されます。 ● 歯の保護 歯ぎしりによって歯がすり減ることを防ぐために、ボトックスは効果的です。歯ぎしりの頻度や強さが減少することで、歯の損傷リスクが低下します。
安全性について教えてください 正式名称ボツリヌス注入療法は、日本では1996年に眼瞼痙攣、2000年に片側顔面痙攣、2001年に痙性斜頸への治療が厚生局の承認を受けています。 美容医療では、しわ取りの治療、小顔治療として一般的に使用されている治療方法です。 美容目的では、70カ国以上で使用されており、日本の歯科領域では2011年頃から導入されています。 治療時間はどれくらいですか? 15分程度で終了します。 ダウンタイムはありますか? 特にありませんので、すぐに日常生活に戻ることができます。 副作用はありますか? 治療後数日は重たい感覚が残る場合があります。 どれくらい効果が持続しますか? 持続効果はおそよ3~6か月です。 ※個人差がございます。